こんにちは!
皆様の健康知識の中ではポピュラーになっている「糖質制限」。
よく炭水化物の量を減らすことを実践される方が多いです。
しかし、あいにく失敗される方が多い・・・。
今回は糖質制限でリバウンドしてしまった方に向けてお伝えしていきます。
糖質制限は「血糖値」の事
糖質制限は、糖質の量を減らすことよりも血糖値のコントロールをすることの方がとても大事です!大体一生涯糖質を極端に減らすことなんてできますか?私は食べることが好きなので一生続けれません。
なので太りにくくなる食事の摂り方を知り、体作りをしていきましょう!
血糖値と肥満の関係
糖質制限が話題になり、「糖質=太る」、「糖質の量を制限すると痩せる」と考える人が増えてきました。
しかし、糖質を極端に制限すると、かえって太りやすい体になる恐れがあります。
なので、量を減らすのではなく「血糖値を上げにくくする食事」をする方をお勧めします。食事で太る人は血糖値の急上昇が大きな原因です。
簡単言うと、糖質を摂取すると血糖値が上昇して、血糖値を下げるためにインスリンが分泌します。この血糖値の上昇が急上昇だと太りやすく、緩やかに血糖値を上げると太りにくくなります。
なので「いかに血糖値を緩やかに上げれるか」が大事なポイントです。
ちなみに血糖値の急上昇は後に急降下も起こります。血糖値が急降下すると、今度は脳が糖質を欲して食欲を増進させます。負のスパイラル・・・
血糖値コントロールのポイント
ポイントは3つ
・低G I食品を食事に取り入れる
・食べる順番、食べる組み合わせも考える
・運動習慣で食事に頼りすぎない体作り
ひとつずつご紹介します。
低G I食品を食事に取り入れる
GI値とは食後の血糖値上昇度を示すものです。同じ量やカロリーのものであっても、GI値が低い食品ほど血糖値の上昇がゆるやかな為、太りづらい食品になります。
この低GI食品を食事に取り入れればいいですよ!ちなみに低GI食品とはGI値55以下を指します。
例えば、主食で言うとGI値が高い順で言うと
もち米、白米、パン(小麦)、玄米、うどん、そば
になります。なので主食を選ぶとしたら、米よりそばを選ぶといいですね♪
健康に気を使っている方や、モデルさんなど自分の体が商売道具の方は各食品のおおよそのGI値を知っている上で、何を食べるか選んでいる方が多いです。
なのでこれから体を変えたい人、健康をキープしたい人はおおよそのGI値を知っておくと便利ですよ!(知らなくても調べたらいいだけですが笑)
太ってしまう方は、このGI値が高い食品を好み、多く摂取している傾向があります。おやつや間食もこのGI値が低いものに変えるところから始めてみては?
食べる順番と食べる組み合わせも考える
「食べ方順ダイエット」は聞いた事ありますか?お野菜から食べていく方法ですが、これは血糖値をゆるやかに上げてくれるのでいいですよね♪ぜひ実践してみてください!
また、忙しいビジネスマンや主婦の方はお昼を簡単にする傾向があります。
「時間がないからおにぎりで!時間がないからパンで!」
それだと、食べる量自体は少ないのでカロリーは制限できたとしても、血糖値のコントロールができず、結果的に太りやすい体を作っていることになります
なので食事の際は主食のみだけでなく、血糖値の上昇をゆるやかにする食物繊維(特に水溶性食物繊維)や脂質、タンパク質も一緒に食べるといいですよ!
「食事は減らすのではなく、増やす(組み合わせる)ことが大事」
を知っておいてください♪時間がどうしても取れない時は低GIでタンパク質が豊富なもの(例えば無調製豆乳など)を取り入れるのをおすすめします!
運動習慣で食事に頼りすぎない体作り
運動には血糖値を下げる効果があります。さらに運動習慣を続けることで血糖値を下げるインスリンの働きが活性化します。
昔から健康は「運動、食事、睡眠」と言われますが、ほんとそうだなぁと深く学べば学ぶほど実感します。
運動は有酸素(息があがる運動)と無酸素運動(筋トレなど)を組み合わせれると理想です!無理な運動はしなくていいので、体が清々しくなる程度からコツコツやってみましょう♪
ひとつ注意なのが食後すぐの運動は厳禁です。食事摂取した後、30〜1時間後に軽く動かすのが有効なので、少し時間をおいて軽くウォーキングなどの軽運動を入れてみてください!
一発逆転は無し!コツコツやる!
糖質の話、いかがだったでしょうか?
何事もそうだと思いますが、「楽して変われる」や「一瞬で劇的変化」なんてのはなく、結果に繋がる人はコツコツ取り組んでいます。日々の取り組みを「楽しんでいる」人がより結果を出しています。
「楽する」「楽しんでいる」・・・同じ感じですが、意味合いが全然違います。
あなたはどちらを選択しますか??